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ヤクモ飲料
八雲の町の7kmほど南東に株式会社ヤクモ飲料の八雲工場がある。国道5号線を走るとヤクモ飲料の標識があるので、国道から山側に脇道を入りJRの踏切を渡って200mほど走れば工場に着く。この工場の入り口には自然湧水の水汲み場があり、岩に取り付けられた5つの蛇口から常時毎分800リットルの水が噴出している。昔このあたりは海だった事から地下には瀬棚層と呼ばれる第三紀層に生息していた二枚貝、姫貝、珊瑚の密集した貝殻層が分厚く堆積しており、地下80メートルから吹き上がった伏流地下水はこの貝化石層を通ることで貝殻からカルシウムを吸収し、天然風化カルシウムたっぷりのミネラルウォーターとなる。人体の約70%を占める水分はpH8〜9のアルカリ性だが、この湧水はpH8.3のアルカリイオン水であり、体になじみやすい水を理想的に摂ることで新陳代謝は高まり老廃物の排出が促進される。株式会社ヤクモ飲料ではこの湧水を「新緑の水」として全国に販売しているが、その市販されているミネラルウォーターと同じ水を無料で汲む事ができ、いつも地元住民がポリタンクで水を汲んでいる。水汲み場の隣には百万庭園という池や滝のある小さな庭園があり、木陰やテーブルもあるので休憩する事も可能だ。
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ヤクモ飲料の自然湧水
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水汲み場
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ヤクモ飲料と百万庭園
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ヤクモ飲料の八雲工場
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