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鍋島山
室蘭の絵鞆半島の先端近く、白鳥大橋のすぐ南側にそびえる標高140mの小さな山が鍋島山だ。ここは地元住民が散歩に来るくらいの何の変哲もない山だが、白鳥大橋にほど近く白鳥大橋をアプローチの祝津ランプ橋含めて全体を見渡せ、かつその後ろには室蘭の工場街と室蘭岳やカムイヌプリを見渡すことができるとあって白鳥大橋を撮影するにはベストポイントとなっている。この山に登るにはいくつかのルートがあるが東側の住宅街から登るのが一般的だ。ただしここに来るには低いとは言えかなりの急坂に加えて笹だらけの見通しのきかない山に登る必要があり、かつここは観光地ではなく頂上のすぐ北側に展望広場はあるものの笹や樹木が生い茂っていて視界はそれほど広くなく、台の上に登って撮影しなければならないなどハードルは高い。さらにここから見るライトアップされた白鳥大橋の夜景は素晴らしいが、夜間にここに来るには街灯のない真っ暗な登山道を登る必要がありあまりお勧めしない。それでも苦労するだけの価値はある眺めなので、どうしても夜景を撮るなら明るいうちにコースを下見しておくことと、明るいヘッドライトや懐中電灯は絶対に必須となる。それでも三脚担いで暗い登山道を歩くのは骨が折れる事だろう。この鍋島山とは漁師だった鍋島さんの所有する山だったことから鍋島山と名付けられたとのことだ。
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鍋島山から見た室蘭のパノラマ
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鍋島山から見た室蘭の夜景
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鍋島山から見た白鳥大橋
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白鳥大橋の夜景
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