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オコタンペ湖
支笏湖から恵庭岳を挟んで北西側にあるのがオコタンペ湖だ。アイヌ語で「川下に村がある」を意味する「オ・コタン・ウン・ペ」から名付けられた。周囲5kmのオコタンペ湖は恵庭岳の火山噴出物によりできた堰止湖で、支笏洞爺国立公園の特別保護地区内に指定されているので周囲への立ち入りが禁止されており、まったく観光地化されていない。ゆえにオンネトー、東雲湖とともに北海道三大秘湖とされているが、国道453号線から道道78号線に入り3kmほど坂を登るとオコタンペ湖を見ることのできる展望台に着くので、見るだけなら三大秘湖の中では比較的容易に行くことができる。しかし展望台から見るオコタンペ湖は特に夏場は周囲の木立に邪魔されてわずかしか見えない。展望台から柵を越えて急な斜面の悪路の獣道を下ると湖岸にたどり着くことはできるが、危険なのと支笏洞爺国立公園の特別保護地区内に指定されており立ち入りは禁止されているのでオコタンペ湖は基本的に展望台からしか見ることができない。あまり眺めを楽しむほどではなくオコタンペ湖が見えると言うだけの場所だが、北海道三大秘湖を見るならここに来るしかない。
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北海道三大秘湖のオコタンペ湖
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オコタンペ湖はわずかしか見えない
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