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ウトナイ湖サンクチュアリ
苫小牧の町から北東12kmの距離にウトナイ湖があり、その北西岸にウトナイ湖サンクチュアリがある。ウトナイ湖は周囲9km、水深0.6mの海跡湖で、アイヌ語で「小さな川の流れが集まるところ」という意味がある。ガン、カモ、ハクチョウ類を中心とした渡り鳥の中継地として有名で、勇払原野の自然保護にも力を入れている。駐車場から少し歩いた湖岸の林に囲まれた中に野生鳥獣保護センターもあり、展示ホールにはウトナイ湖の自然や野鳥を紹介する多数のパネル展示がある。2階は座敷になっていて、ここでもフィールドスコープで野鳥を観察できる。また150インチ大型スクリーンでウトナイ湖の四季を見ることもできる。湖畔沿いには、キツツキの小径、キタキツネの小径、シマアオジの小径、イソシギの小径など、全長2kmにも及ぶ木道の自然観察路が整備され、自然に囲まれた林の中を野鳥や草花などを見ながら散策することも可能だ。さらに湖岸や林の中にも観察小屋があり、野鳥を驚かせずに観察することができる。野生鳥獣保護センターから道の駅「ウトナイ湖」まで湖岸沿いにハクチョウの小径が1.5kmほど続いており、湖を見ながら湖岸を散策することもできる。
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ウトナイ湖
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野生鳥獣保護センターの全景
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野生鳥獣保護センター内部
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座敷から野鳥観察も可能だ
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