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門別図書館郷土資料館
新ひだか町から国道235号線を5kmほど北西に走った沙流川の手前の富川小学校の奥に門別図書館郷土資料館がある。ここは町民の文化、教養、調査、研究、レクリエーションのために門別町120年を記念して1993年に開館した。メインは図書館であるが併設して郷土資料館があり、門別町の最大河川である沙流川をメインテーマとして10のコーナーによって門別町の過去から未来を紹介している。旧石器時代から擦文時代の土器類や当時の生活のジオラマ、沙流川流域の先史時代、日高町における沙流アイヌ漁労文化、シノタイ遺跡、和人の移住と沙流場所請負人、仙台藩の移住、米作とその道具類、町のあゆみ、郵便、教育、交通、牧場、そして沙流川の自然と動物の剥製、日高町と沙流川の未来など数多くの資料が展示されている。さらにモニターでの映像として「空から見る沙流川」「沙流川水害の記録」「沙流川流域情報マップ」「川の四季」「氾濫の歴史」「川との語らい」「競走馬の一生」「牧場の一日」「メカジキ漁の手法と儀礼」などを見ることができる。図書館に併設と聞くと規模の小さな資料館をイメージしがちだが、この門別図書館郷土資料館はかなり立派なもので、有料にしてもおかしくないくらいだ。
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門別図書館郷土資料館の外観
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門別図書館郷土資料館の内部
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展示物は豊富だ
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アイヌ文化の家
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