|
エンルム岬
様似の町の西にある海岸に、太平洋に突き出すように飛び出た陸繋島がエンルム岬だ。ここは高さ70mにも及ぶ小高い岩山で、途中まではダートの急坂があり車でも登る事ができるが、そこからは182段もの急な階段を登らなければならない。かなり急な坂で自転車だと登るのも大変なので、麓に自転車を止めて歩いて登るのがいいだろう。切り立った崖でできた岩山の頂上まで登ると、視界を遮る物がほとんどなく太平洋が一望できる他、様似漁港や様似の町並み、親子岩、どこまでも続く海岸線、そしてその奥には日高山脈を見る事ができる。またその眺めのよさからこのエンルム岬は様似八景にも選ばれている。頂上にはエンルムチャシ跡があり、かつてここがアイヌの人々の砦だったことが伺える。エンルム岬にはオオセグロカモメの集団営巣があり、頂上まで登るとオオセグロカモメがすぐそばを飛ぶ姿を見ることができる。またエンルム岬の西側には太平洋が広がっていることから、ここから見る太平洋に沈む夕陽は格別でもある。
|
無断転載厳禁 コメント引用の場合は出典元URLを明記のこと
エンルム岬から見た様似の町のパノラマ写真
|
岬の先端の高台にある
|
断崖絶壁が広がる
|
頂上には展望台がある
|
頂上へはこんな階段を登る
|
|