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日高耶馬渓
襟裳と様似のちょうど中間に全長783mの幌満トンネルがある。このトンネルの襟裳側出口のすぐそばには幌満川が流れ、そのトンネルのある山肌は垂直に切り立った岩壁が続いており、トンネル出口から見上げると垂直に切り立った崖に圧倒される。ここは日高耶馬渓と呼ばれ、アポイ岳の山麓が太平洋に落ち込むところにあり、様似の景勝地となっている。海岸からほぼ垂直に切り立った崖や奇岩・穴岩など、周囲には美しい景色が続いている。トイレはもちろんの事、駐車場も標識さえない場所だが、幌満橋と幌満トンネルの間から川岸に降りる階段があり、ここを降りると目の前には断崖絶壁が迫り、海岸近くまで歩いて行くことができる。海岸には大昔に利用していたと思われる手彫りのトンネルを見ることもできる。この日高耶馬渓の全体写真を撮るなら幌満川対岸にある旧幌満橋から撮影するとよいが、この道はトンネルの開通に伴って廃道となってしまい、せっかくの海沿いの景色のよい道を走ることはできない。
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浸食で穴の開いた岩
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日高耶馬渓の岩壁
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