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郷土資料館ほろいずみ
えりも町の南の外れえりも中学校の隣の国道336号線沿いにあるのが郷土資料館ほろいずみだ。ここはえりも町の歴史、自然、産業、文化等に関する資料を展示し、町民とともに調査、研究することにより郷土についての認識を深め、郷土愛の育成を図り、町民の生涯学習と学術の向上に寄与するために1990年に建設された。しかし町民のためと言っても北海道の生い立ちから日高山脈の形成過程、マンモスの臼歯、えりもの動植物、先史時代の土器や開拓時代に使用されていた生活用具や農機具、町の歴史、黄金道路の建設史などが展示されている。この郷土資料館に隣接して水産の館もある。この水産の館はにはえりも町の主産業であるコンブの生態やコンブ漁、コンブの種類、利用方法などを展示すると共に、磯の生物と海藻の紹介、海洋についての説明などがある。特にコンブの巨大な実物大展示で、21種類もの巨大なコンブが縦に並んだ姿は圧巻だ。えりも町はかつて幌泉町と呼ばれていたが、観光名所である襟裳岬に合わせて1970年にえりも町に改名された。その名残でえりも町の所属する郡は幌泉郡という。
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郷土資料館ほろいずみの外観
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郷土資料館ほろいずみの入口
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郷土資料館ほろいずみの内部
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水産の館の内部
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