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十勝太遺跡展望台
浦幌の町から8km南、国道336号線から浦幌川に沿って北上する脇道を1kmほど走った浦幌十勝川河口付近の河岸段丘の上に十勝太遺跡展望台がある。ここは今でこそ浦幌十勝川河口だが、河川改修前の十勝川河口であり、標高35mの河岸段丘の上からは浦幌十勝川や十勝平野河口の湿原地帯を一望できる。この付近には今から1000年ほど前の擦文時代に北海道で栄えていた先住民族の住居跡があることで知られており、十勝太大西遺跡、十勝太安栗遺跡、十勝太河岸段丘遺跡、十勝川口チャシ跡の4つがある。展望台の右側には十勝川口チャシ跡、通称十勝太Dチャシ跡と呼ばれるチャシ跡の高台があり、展望台のある広場よりも多少眺めがよい。ただし夏場は草が生い茂っていてたどり着くのは難しいだろう。ここは幹線道路からも外れていて用がない限り通りかかることもなく、駐車場があるだけで周囲には何もない場所なので訪れる人も少なく、浦幌十勝川河口付近の果てが見えないほどの広大な湿原を独り占めすることができる。
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十勝太遺跡展望台から見た十勝平野と浦幌十勝川のパノラマ
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河口近くの浦幌十勝川
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十勝太遺跡展望台
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