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M7・8パネル館
白糠の町から国道38号線を5kmほど西に走った丘の中腹の坂の途中に、ちょっとしたパーキングがある。ここにはトイレとは別にM7・8パネル館というログハウス風の吹きさらしの建物がある。このM7・8パネル館は1993年1月15日に発生し、死者2人の被害を出した釧路沖地震の被災状況や地震の恐ろしさを後世に残す為にパネルで展示した施設だ。道路被災復旧用の仮道を利用したパーキングの一角にある開放型のログハウスの中に地震の概要や被害状況、現地の写真や当時の新聞記事、道路の被災状況やその補修の様子などを23枚のパネルで展示されている。この国道38号線は白糠を過ぎると休憩場所も減り、アップダウンも増えてくるのでトイレも完備された施設で休憩がてらに地震の恐ろしさを見るのもいいだろう。なおこのM7・8パネル館の名称は釧路沖地震のマグニチュードから命名しているが、釧路沖地震のマグニチュードは後にM7.5に訂正されている。この付近はスピード違反の取り締まりが多いので車やバイクの場合は注意が必要だ。
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M7・8パネル館の外観
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M7・8パネル館の展示
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