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阿寒国際ツルセンター
阿寒町から北に5kmほどの場所、道の駅「阿寒丹頂の里」の裏に阿寒国際鶴センター「GRUS」がある。この地では絶滅に瀕していたタンチョウ鶴に1950年からトウモロコシで餌付けを始め、人工給餌に成功。以来冬になると多くのタンチョウ鶴がこの地を訪れるようになり、1996年に阿寒国際ツルセンターができた。この阿寒国際ツルセンターはタンチョウの生態や習性、体のしくみを紹介する展示コーナーやタンチョウの四季の姿やその生活を17分にまとめた映像を200インチの大画面で見る映像コーナーなどがあり、模型等を利用してかなり大がかりにタンチョウの生態を展示している。屋外には飼育場があり、巨大なケージの中でタンチョウが飼育されている。さらに冬の間は遠くに見える阿寒川沿いにやって来る野生のタンチョウを見ることもできる。面白いのは雛を野性に返すため、生まれたばかりの雛に対して鶴のコスプレをして世話をしているのや、レベルに応じたクイズがあったり、ツル検定に通るとその場で認定証がもらえる。道を挟んだ向かいにはタンチョウ観察センターもあり、ここから野生のタンチョウを間近に観察する事ができるが、タンチョウがやって来る11月〜3月しか営業していない。自然に近いタンチョウを常時見るなら近くにある釧路市丹頂鶴自然公園に行く方がよいが、タンチョウの生態を知りたいならここはお勧めだ。
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阿寒国際ツルセンターの全景
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阿寒国際ツルセンターの展示ルーム
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阿寒国際ツルセンターの内部
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阿寒国際ツルセンター裏の阿寒川
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