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太平洋炭礦炭鉱展示館
釧路の町の南東の外れの小高い丘の上にあるのが太平洋炭礦炭鉱展示館だ。太平洋炭礦は釧路沖の海底に伸びる海底炭鉱として1920年から採炭を開始したが2002年に閉山され、現在は諸外国の研修生への技術指導をしている。その炭鉱跡のすぐそばに釧路の海底炭鉱を功績を後世に伝えるため1980年に太平洋炭礦炭鉱展示館が建設された。その炭鉱展示館の建物脇には坑道掘進機が、そして入り口には巨大な大塊炭が置かれ見る者を圧倒する。外観から見る建物からは想像もつかないほど内部は広く、一階には海底炭鉱の様子が一目でわかる模型の置かれた展示ホールの他、半地下には模擬坑道まであり、坑内電気機関車やSD採炭切羽模型運炭列車、コンティニアスマイナーと呼ばれる採掘機などが、いかにも地下の炭鉱らしい薄暗い地下のような場所に展示され雰囲気を高めている。あまり一般観光客の立ち寄る場所ではないが、その展示内容はかなり豊富で雰囲気にも溢れておりお勧めできる。
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太平洋炭礦炭鉱展示館の外観
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太平洋炭礦炭鉱展示館の内部
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模擬坑道の運炭列車
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巨大な採掘機のブレード
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