|
幌萌オンコ公園
羅臼の町から国道335号線を南西方向に12kmほど走ると、丘のようになだらかで、とても峠には思えない標高80mの羅臼峠がある。峠の頂上には雪よけのシェルターがあるが、このシェルターに入らず荒れた脇道に入っていくと幌萌オンコ公園がある。この幌萌オンコ公園ははっきり言うと何もない。雑草だらけの放棄された公園で、何も知らなければとても公園とは思えないような場所だ。そんな公園の雑草をかき分けて奥に入っていくと巨大なオンコの木が一帯に乱立している。しかしただそれだけで展望があるわけでもない。公園の脇道からして廃道同然で、こんな観光地でもない公園を訪れる人など誰もいないと思われるが、だからこそのんびりできると言えるだろう。公園とは言えトイレも東屋もない忘れ去られた公園だ。周囲は幌萌自然保護地区となっているが、保護する必要がないほど自然に溢れている。人が訪れる事もほとんどないので鹿やキタキツネなどの小動物がたむろしており、下手をすれば熊にも出会えるかもしれない。
|
無断転載厳禁 コメント引用の場合は出典元URLを明記のこと
幌萌オンコ公園
|
|
|