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羅臼ビジターセンター
羅臼の町から知床峠を3kmほど登ったところ、熊の湯の少し手前に羅臼ビジターセンターがある。ここは世界自然遺産・知床国立公園の羅臼側の玄関口にある人と自然を結ぶ為の拠点として1983年に環境省が建設した施設だ。自然、歴史、文化、利用の情報を知床のなりたち、知床の海、知床の川、知床の山、循環するいのち、知床に暮らすの6つのテーマに分けて、模型、標本、映像、写真等により展示、解説する施設となっている。入り口には大きなシマフクロウの剥製、そして展示ルールには巨大なシャチの骨格標本が展示され度肝を抜かれる。その奥にはヒグマ、トドの剥製が展示されパネル展示等も多数ある。知床には他にも羅臼側に知床世界遺産ルサフィールドハウス、ウトロ側に知床自然センターや知床世界遺産センターなどがあるが、ここが一番資料性が高い。また随時ビデオ上映もされており、レクチャールームでは150インチの大画面で知床の自然風景やそこに生きる野生動物の営みを収録した「知床・羅臼の四季」を上映している。
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羅臼ビジターセンター外観
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羅臼ビジターセンターの内部
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