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知床博物館
斜里の町の東の外れにある博物館が知床博物館だ。知床博物館は斜里町開基100年を記念し厳しい自然とそこにはぐくまれた人間の歴史を学び、明るい未来を創造する教育施設として1978年に斜里町民公園に建設された。ここでは厳しい知床半島の自然と知床半島の野生動物、植物の生態に関する資料を収集・展示している。1階は知床の歴史や民族などが展示され知床の地形、歴史、生活様式、民族などが事細かに展示されている。さらに2階には自然や動物をメインに、羆や野鳥、海鳥の剥製が所狭しと並んでいる。展示物は豊富で、膨大な量の展示物がある。特に知床の動植物の標本や剥製は必見だ。また知床に生息する野鳥や海鳥、花、樹木等を識別しやすく展示しており、まるで百科事典を見ているようだ。屋外には野外観察園があり、ここには高山植物園、野草園があるほか、エゾシカやオジロワシ、オオワシなども展示している。入館料は300円必要となるが世界遺産に登録された知床を学ぶならここが一番よいだろう。知床博物館の隣には姉妹町友好都市交流記念館があり知床町と姉妹都市となっている弘前市と西表島などのある竹富町の風土や自然、ねぶたまつりなどが展示されている。
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知床博物館の全景
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知床博物館の内部
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知床の生活風景の展示
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知床の海鳥の剥製
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