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あばしりフロックス公園
網走の町の9kmほど南、網走湖の西側に広がる丘陵地帯に2010年に完成したのがあばしりフロックス公園だ。ここは2004年から1000株のフロックスをもとにNPO法人願岳僥倖こぼれ幸の方々が開墾を始め、今では10ヘクタールの広大な敷地に8月になると15万株のフロックスが咲き誇る公園となった。フロックスの花も素晴らしいが、何よりこの公園の素晴らしいのはホタテの貝殻の敷き詰められた展望台からの眺めだ。網走湖を見下ろす標高130m程度の僥倖の丘と呼ばれる展望台からの眺めは素晴らしく、手前にはフロックスの白や赤、紫、ピンクの花畑、そしてその奥には網走呼人の田園地帯と網走湖を見渡す事ができるのだ。網走湖を見渡す事のできる場所は朝日ヶ丘展望台やオホーツク流氷館の展望台などがあるが、朝日ヶ丘展望台は電線が邪魔で見栄えが悪いし、オホーツク流氷館はオホーツク海や知床連山は見事に見えるが、網走湖は見える角度がいまいちだ。その点このあばしりフロックス公園はフロックスの花を前景に網走湖を撮影できるとあって、これからの網走を代表する花畑となることだろう。ただし幹線道路から外れている事から場所は少しわかりにくい。道道490号線を走ると巨大な麦類乾燥調製施設が見えてきたら標識があるので、それに従って走るとたどり着ける。
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あばしりフロックス公園から見た網走湖のパノラマ
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あばしりフロックス公園から見た網走湖
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あばしりフロックス公園
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