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計呂地交通公園
国道238号線のサロマ湖沿いの計呂地にある鉄道公園が計呂地交通公園だ。1987年に旧国鉄湧網線が廃線となり、計呂地駅跡を利用して計呂地交通公園となり、C58蒸気機関車や客車、そして旧計呂地駅舎がそのままの形で展示されている。この客車は夏場はツーリングトレインとして一泊300円で宿泊する事ができる。さらにすぐ近くの駅長の家でも宿泊の他、コインシャワーやガスコンロ、洗濯機などが完備されている。また駅の裏側からサロマ湖湖岸までの湿原の中を200mほどの木道が続き、秋にはサロマ湖湖畔に広がるサンゴ草を見る事ができるが、サンゴ草の規模はそれほど大きくない。駅舎の中には鉄道資料展示室があり、計呂地駅で使われていた駅名標や時刻表、各種鉄道用具などが展示されている。管理人は常駐しておらず、中を見るためには役場に電話して鍵を開けてもらう必要がある。駅の裏には二階建ての展望塔もあるが、高さが低いので眺めはあまり期待しないほうがいいだろう。
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計呂地交通公園のC58
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計呂地交通公園裏側の木道
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サンゴ草群生地
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木道の先端には湿原が広がる
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駅舎を利用した鉄道資料展示室
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鉄道資料展示室の内部
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