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湧別水芭蕉群生地
道の駅「愛ランド湧別」の1.2kmほど北西の国道238号線沿いに湧別水芭蕉群生地がある。ここは旧国鉄湧網線の廃線跡を利用した440mもの長さの真っ直ぐに続く立派な木道があり、その両側に水芭蕉の群生地が広がっている。これだけの水芭蕉の群生が見られるのは北海道でもここだけで、シーズン中は木道の両側に白い清楚な花が辺り一面に咲き乱れる。水芭蕉は寒冷地の湿原に見られる代表的な多年草で湿地に生える大きな葉が芭蕉の葉に似ていることからその名が付いた。開花時期は4月下旬から5月上旬までで4月下旬頃が見頃だ。残念ながらこの木道からは林に遮られてサロマ湖はほとんど見えない。トイレもある比較的大きな駐車場も完備されているが、シーズン外に訪れても見るべきものはほとんどない。この湧別水芭蕉群生地の南東1kmほどの所にはサロマ湖いこいの森や愛ランド湧別があり、森の中に遊歩道があるだけでなく階段を下りればサロマ湖の湖岸まで行く事もできる。
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木道の両側に水芭蕉が広がる
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5月初旬に水芭蕉が咲く
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