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カニの爪
道の駅「オホーツク紋別」の東300mほどの場所にある藻鼈川の河口に巨大なカニの爪のオブジェがある。これは高さ12m、幅6m、重さ7トンもの巨大なもので、1984年にもんべつ流氷アートフェスティバルの一環として彫刻家の長崎歳氏によって制作された。当時はカニの爪だけではなく巨大ピラミッドや親子鮭、ホタテ貝などのオブジェも作り、自然の流氷との調和を目指していた。しかし巨大ピラミッドや親子鮭は風雪による老朽化に勝てず、親子鮭は水没、ピラミッドも壊れて撤去されてしまい、カニの爪だけが残った。このカニの爪のオブジェも老朽化が進んでいたが、ただ1つ残ったカニの爪は紋別のシンボル的存在とされ、紋別に来た証として記念撮影の名所となっており、紋別のイメージアップに繋がる事から、毎年修復され保存されている。しかもこのカニの爪は夜間ライトアップされており、紋別港の外れの暗闇にカニの爪が浮かび上がる姿は幻想的だ。道の駅のすぐそばにあるが、裏側の少しわかりにくい場所にある。紋別に来たらぜひともカニの爪と一緒に記念写真を撮ろう。
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カニの爪
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紋別のシンボルでもある
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カニの爪の夜景
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ライトアップされたカニの爪
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