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寿公園
国道275号線沿い、中頓別の2kmほど北にある公園が寿公園だ。ゴーカートや広大なアスレチックなどの遊具施設や小動物、テニスコート、パークゴルフ場、キャンプ場などがある他、この公園だけの特徴として1960年代から1970年代に活躍した航空自衛隊の戦闘機F−104スターファイターと、大正時代から昭和初期に活躍した9600型の蒸気機関車が展示されている。F−104スターファイターは鉛筆のような細長い胴体に小さな主翼で「最後の有人戦闘機」とも言われた超音速ジェット戦闘機で、日本では1963年から1986年まで計230機が配備された。千歳基地をホームベースとする第二航空団で使用されていたが中頓別町が航空自衛隊から借り受け1982年からここ寿公園で展示している。北海道の自衛隊基地でもない一般施設で戦闘機が見られるのは秩父別町ファミリースポーツ公園と中富良野森林公園くらいしかなく、しかもここは幹線道路の横にあり国道からもよく見えるとあって、時にはこうした飛行機を見物するのも良いだろう。戦闘機の操縦席の横まで階段が設置されコクピットの中までのぞき込む事はできるが、中に入る事はできない。ただし、戦闘機のすぐ横まで車や自転車を横付けできるので、横に並べての写真撮影は可能だ。戦闘機の前に車を乗り付ければ大きさの比較ができるだろう。
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F−104スターファイター
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9600型蒸気機関車
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