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北オホーツクサイクリングロード
猿払から浜頓別までの国道238号線の内陸側に並行して走る自転車道が北オホーツクサイクリングロードだ。1989年に廃線になった旧国鉄天北線の廃線跡を利用した自転車道で全長21.2kmある。この北オホーツクサイクリングロードはほとんど知られておらず利用する人が皆無に等しく、全線走破しても人に出会う事はないだろう。自転車道はあまり整備されておらず雑草も伸び放題だが、その分、自然環境には恵まれており、野鳥やエゾリス、キタキツネはもちろんの事、運が良ければ熊にも出会える事だろう。途中の自転車道沿いには旧国鉄天北線の山軽駅跡もあるが、駅舎そのものは朽ち果てている。残念なことにこの北オホーツクサイクリングロードには休憩場所やトイレ、水場がなく、一度自転車道に入ると最後まで走りきるしかない。1時間ちょっとで走る事はできるがあらかじめ水や食料は用意しておこう。この自転車道はクッチャロ湖を見下ろす高台の上を走り、ここから見るクッチャロ湖のパノラマは素晴らしい。この景色は自転車道からしか見られないのでぜひとも自転車で走る事をお勧めする。残念な事に2010年より熊出没のため通年通行止めとなっている。
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北オホーツクサイクリングロードから見たクッチャロ湖のパノラマ写真
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北オホーツクサイクリングロードを走る
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こんな森の中を走る
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旧国鉄天北線の山軽駅跡
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近年は通行止めとなっている
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