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花鳥の径
天売島は北から東にかけての海岸の断崖絶壁に海鳥が多く見られることで知られているが、島の中央部にある水源の森にも多くの野鳥が見られる。この水源の森を縦横断する形で設けられたフットパスが花鳥の径だ。ここは森の中に野鳥や草花の観察ができるようにモズコースなど雰囲気の良い遊歩道がいくつも整備され、毎年春になると多くのバードウオッチャーが訪れる場所となっている。夏になると木が生い茂って鳴き声しか聞こえなくなるので、木の葉が生い茂らない毎年5月頃が見頃とされる。花鳥の径の途中には休憩舎のノゴマ館もありトイレも完備されている。ウミウやウミネコに飽きたらこの花鳥の径で野鳥を観察するのもいいだろう。ただし天売島は外周に比べると内陸部はほとんど観光地化されておらず、また標識もないので、外周を回る道道548号線から花鳥の径へ訪れるのはかなりの困難を伴う。素直に観光案内所かおまわりさんに聞くか、もしくは海の宇宙館で野鳥の情報を仕入れてから訪れるとよいだろう。
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雰囲気の良い花鳥の径
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ノゴマ館の外観
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