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オンコ海道
焼尻島の中央部を東西に貫く道がオンコ海道だ。西側の3kmほどは道幅は狭いものの車でも走行可能だが、突き当たりの駐車場にあるトイレを終点として、そこから先の東側は登山道と見間違うばかりのダートとなり、自転車や徒歩でしか通れない。西側は両側をめん羊牧場に囲まれ天気がよければ東に北海道本土、北に利尻山を見ながら牧場の上の稜線を走るので、自転車で走るととても気持ちがいい。ぜひとも自分の自転車を持ち込むか、もしくはフェリー乗り場で自転車を借りて焼尻島を一周しよう。このめん羊牧場は羽幌町営の牧場で、そこで生産されるサフォーク種の羊の肉は首都圏のフランス料理店などに供給されており、焼尻産ラムは今や高品質のブランドとして評価が定着しているそうだ。そして飼育頭数の少なさから品薄で有名店からの引き合いが来ても応える事ができず、地元の人でも7月のウニ祭り焼尻島会場でしか食べられない。オンコ海道の西の端の鷹の巣園地と、舗装道路の終わりにトイレと休憩場所が完備されているが、残念なことにいずれもトイレの水は飲めない。
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オンコ海道からは北海道本土も見える
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オンコ海道にはめん羊牧場が広がる
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サフォーク種のめん羊
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