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工兵街道記念碑
焼尻島の北東の端、道道255号線の坂を登りきった高台の上の道道から少し脇道を入ったところに工兵街道記念碑がある。この道道255号線は第二次大戦中、焼尻島に駐屯していた工兵隊が崖を切り崩して作ったことから、この道道255号線は工兵街道と呼ばれ、後に高台の上のこの地に記念碑が立てられた。ここは標高30mm程度の高台の上にあるので見晴らしがよく、日本海の大海原や北海道本土が見えるのはもちろんのこと、焼尻島の北側海岸線や、焼尻島と天売島を往復するフェリーの姿、そして晴れた日には遠く利尻山の姿も見ることができる。またここは夕陽の名所でもあり、日本海に沈む夕陽を眺めることができる。トイレもベンチもなく岩がゴロゴロと転がるだけの殺風景な場所で、記念碑を示す標識もなく、道道255号線から少し入った所にあるので存在を知っていなければ素通りしてしまうような場所にあるが、道道からも外れた静かな場所で日本海を眺めながら休憩するのもいいだろう。
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工兵街道記念碑と利尻山
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工兵街道記念碑から見た焼尻島の海岸線
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