|
小平ダム
小平の町から道道126号線を東に25kmほど走った所にあるダムが小平ダムだ。下流既得用水の補給および河川環境の保全等のための流量を確保するために1992年に完成した。小平ダムは小平蘂川を堰き止める形で作られた堤高42.4m、堤頂長475mの重力式コンクリートダムで320万立方mにも及ぶ総貯水容量により人造のおびらしべ湖ができた。この湖の上には滝見大橋と中記念別橋と呼ばれる2つの湖上橋がある。中記念別橋はそこから先の道路が建設中止になったため通行止めのままだが、全長900mの滝見大橋は道内で一番長い湖上橋となっている。ダムの管理室横には小さな小平ダム資料館があり小平ダムの建設の様子やダムの概要などが展示されている。ダムサイトの下側にはおびらしべ湖ダム公園があり訪れる人のほとんどいない場所でのんびりすることができる。このダムを造る際、カモノハシリュウという恐竜の化石が発掘されたことから公園の中央には巨大なクビナガリュウのモニュメントが鎮座している。またこの公園では毎年夏になると「森と湖に親しむつどい」が開催され、縁日広場が設けられるだけでなく水資源の貴重さや治山・治水の大切さをレクレーションや見学会を通して知ることができる。
|
無断転載厳禁 コメント引用の場合は出典元URLを明記のこと
小平ダムと滝見大橋
|
おびらしべ湖ダム公園
|
小平ダムから見たおびらしべ湖
|
堤頂からおびらしべ湖ダム公園を見下ろす
|
小平ダム資料館の外観
|
小平ダム資料館の内部
|
|