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国稀酒造
増毛の町中にある日本最北の酒蔵が国稀酒造だ。当時北海道では本州から日本酒を持ち込んでいたが、価格も高かった為、増毛でニシン漁に働くヤン衆の為に1882年からここ増毛で酒造りを始め今に至る。暑寒別岳を源とする上質な水と厳選された米で仕込む日本酒はキレのよい辛口で左党に絶大な人気がある。酒蔵は見学可能でいくつも並んだ巨大な貯蔵タンクや重厚な扉の石倉でできた資料室には酒造りに使用していた道具や酒器、そしてこれまで販売されたお酒の各種が展示され、試飲コーナーでは無料で全種類のお酒を試飲することができる。またお酒の飲めないドライバーの為に甘酒も用意されている。売店には国稀酒造の酒が数多く並び、試飲で気に入ったお酒を購入する事もできる。酒蔵としての規模はこじんまりとしているが、展示内容はそこそこしっかりしており、無料で見学できることから日本酒好きでなくてもぜひとも訪れたい場所だ。なおこの国稀酒造は施設内部の他に玄関横の駐車場にも無料で仕込み水を汲むことのできる水汲み場も用意されており地元民に人気だ。
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国稀酒造の建物
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国稀酒造内部の貯蔵タンク
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資料室
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仕込み水も持ち帰れる
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