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交通資料館
札幌市営地下鉄南北線の自衛隊前駅を降りて線路沿いに少し歩いたところに交通資料館がある。ここは時代と共に馬車鉄道、路面電車、バス事業、地下鉄と札幌市営交通の歴史の移り変わりを今に伝えるため1972年に地下鉄南北線の高架下を利用して開館した。入口を走るといきなり地下鉄の実物大運転台があり実際の地下鉄の運転席に座って運転しているような雰囲気に浸れる。さらに札幌の町並みを再現した鉄道模型のジオラマでは地下鉄や市電を実際のマスコンを用いて走らせることができる。奥の展示室には当時活躍していた車両やバスの部品や鉄道備品、電車系統板、制服、乗車券など1000点ほどが所狭しと展示され、地下鉄のトンネルの掘削方法などについても展示がある。また札幌に路面電車が数多く走っていた頃の写真も数多く展示されている。また屋外にも高架下を利用した展示施設があり路面電車や除雪車、ボンネットバスなどが展示されている。無料で利用でき子供向けの展示内容も多いことから親子連れが多いが、大人でも十分楽しめる内容になっている。
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交通資料館の外観
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交通資料館の内部
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市営交通の備品が多数展示されている
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屋外展示のボンネットバス
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