北海道を自転車でテント生活しながらツーリングするにはテント一式や自炊道具などの装備が必要になります。1〜2年目は試行錯誤の過渡期で装備も決まっていませんでしたが、3年目からは自分の旅のスタイルに何が必要かも判明し、持っていく物がようやく固定化されました。ここではその装備の詳細について説明します。 ここに記載したアイテムは過去に一度でも北海道自転車ツーリングに持って行った事のあるもので、ここに記載したすべてのアイテムをいつも持ち歩いているわけではありません。 |
テント類 |
テント:エアライズ2(アライテント製) |
北海道自転車ツーリンクではいつも大活躍してくれるテント。ロゴス製やコールマン製、ノーブランドのツーリング用テントはホームセンター等で数千円で売っているが、それらは一般的に重量が2kg以上あって重いし、収納時の体積も大きい。バイクでのツーリングだと重さは気にしなくていいかもしれないが、自転車でのツーリングでは重さを気にしたかったので、軽量コンパクトな山岳用のテントの購入を決意。山岳用のテントと言えばアライテントかダンロップかモンベルくらいしか選択肢がないが、重量、収納時の寸法を考慮し、特にフレームの収納寸法が小さかった事からアライテント製のエアライズ2を購入。本当は1〜2人用のエアライズ1でもよかったのだが、一人用のテントは寝る場所しかなくて荷物を置く場所がないと聞いていたので2〜3人用のエアライズ2を購入したが、これは正解だった。しかしツーリング用のテントと違って山岳用のテントは値段が高く、テントだけで4万円近くかかってしまった。 |
シュラフ:セパレートマミー300#(スノーピーク製) |
化繊のシュラフならホームセンター等に行けば3000円程度で売っているが、これは収納時の体積が大きすぎて、車で移動しない限り持ち運びできない。そこで1万5000円ほどしたが羽毛でありながら洗濯機で洗えるのと、マミー型てありながら掛け敷きを分離できるというのに魅力を感じてスノーピーク製のセパレートマミー300#を購入。 |
シュラフ:U.L.アルパインダウンハガー#5(モンベル製) |
スノーピーク製のセパレートマミー300#が思ったほど暖かくないし、重さや体積も大きくサイドバッグの容量を食うので、モンベル製のU.L.アルパインダウンハガー#5を購入し2007年から導入した。セパレートマミー300#は重量980g、サイズはΦ14×28cm(4.3リットル)。使用可能温度は1℃だったが、U.L.アルパインダウンハガー#5は重量478g、サイズΦ11.7×23.2cm(2.5リットル)。快適温度は6℃までで使用可能温度は−2℃だ。重量、体積共に半分程になり、さらに暖かさは増しているのだ。 |
マット:サーマレスト ウルトラライト(カスケードデザイン製) |
北海道自転車ツーリングを始める前は通称「銀マット」を使用していたが、この銀マットは軽量ではあるものの、携帯性は皆無に等しく、さらに肝心のクッション性も悪く、私にはこの銀マットで寝る事はできなかった。ネットで色々と調べるうちに、値段こそ高いがエアーマットであればクッション性も高いので寝る事ができると聞き、カスケードデザイン製のサーマレスト ウルトラライトを購入。当時、ファミリーキャンプ用の大きなエアーマットなら存在したが、山岳用のコンパクトなエアーマットはカスケードデザインしかなかったのだが、これがまた値段が高く、1万5000円もするのだ。 |
ペグ:チタンペグS(スノーピーク製) |
アライ製のエアライズ2にも軽量のアルミ製ペグが付属していたが、先を曲げてしまった事もありスノーピークのチタン製ペグを購入した。アルミからチタンに変わった事で大幅な軽量化が計れるものと期待していたが、予想に反して重さはほとんど変わらなかった。それだけアライのアルミ製ペグが優秀だったのだろう。 |
ハンマー:ゴムハンマー(ノーブランド) |
ペグを打つのにハンマーが必要だろうと100円ショップでゴムハンマーを購入。ハンマーなだけにそこそこの重さはあるが、これがペグを打つのに役立つので、重くなるのを承知で北海道自転車ツーリングには1年目からずっと持参している。 |
ハンマー:プラスチックペグハンマー(キャプテンスタッグ) |
北海道自転車ツーリングではずっとペグを打つのにゴムハンマーを使っていたが、やはり少し重いので、もう少し軽いハンマーがないものかと探していたら、キャプテンスタッグからプラスチックのペグハンマーが発売されているのを見つけた。これは重さが140gしかなく持ち運びも楽そうだったのですぐに購入し2008年から使用している。ハンマーがあまり軽いとハンマーとして役に立たないが、これはぎりぎりの重さと言ったところだろう。少し地面が固かったらちょっと厳しいかもしれないが、重いハンマーで無理にたたくとペグを曲げる事が多かったので、ちょうどいい重さかもしれない。 |
自炊道具一式 |
バーナー:ギガパワーストーブ“地”オート(スノーピーク製) |
とにかく小さくてパワーのあるバーナーを探していてたどり着いたのがこのスノーピーク製のギガパワーストーブ“地”オートだ。同製品には18g軽いチタン製もあるが、自転車でのツーリングなら18gの差はなきに等しいのでステンレス製で十分だ。 |
スクリーン:ウインドスクリーンS(スノーピーク製) |
スノーピーク製のギガパワーストーブ“地”は軽量ハイパワーでよく考えられたバーナーだが唯一、風に弱いという欠点がある。このままでは強風下での自炊が困難な為、ウインドスクリーンを購入。これがあればどんな強風下でも自炊できるというわけではないが、これがあるのとないのでは大きく違い、テントを風除けとして使えば比較的風が強くても自炊は可能である。 |
ランタン:ギガパワーランタン“天”オート(スノーピーク製) |
小型のランタンといえば当時はスノーピーク製のギガパワーランタン“天”かプリムス製のしかなかったが、既にバーナーをスノーピーク製が買い揃えていたので、バーナーに合わせてスノーピーク製のギガパワーランタン“天”を購入した。 |
ガス:ギガパワーガス250プロイソ(スノーピーク製) |
キャンプ生活では必需品となるガス缶はバーナーに合わせてスノーピーク製を愛用している。かつては赤缶と呼ばれるGP−250を愛用していたが、2007年からは金缶と呼ばれるギガパワーガス250プロイソに変わった。正直言うと夏の北海道では10度以下になることはないのでノルマルブタンだ十分だし、プロパンは蒸気圧が高くてガスの噴出量が多いのでハイパワーではあるが早くガスを使い切ってしまう。そこで自分の場合はガス缶を購入すると中身をハイパワーが必要なランタンで使い切ってしまい、そこにカセットガスのノルマルブタンを詰め替えて使っている。こうした方が炊飯やラーメンなど火力を必要としないような用途においては長持ちするのだ。 |
コッヘル:アルミパーソナルクッカーセット(スノーピーク製) |
コッヘルは何を買おうかと一番悩んだが、250のガス缶とのスタッキングができて、かつもっともコンパクトに収納できるものとしてスノーピーク製のアルミパーソナルクッカーセットを購入。いざ使用してみると、このセットだけで鍋が小中の2つと蓋代わりのフライパンが小中の2つあり、一人分の料理なら何でもこなしてしまうのでびっくりした。普段は小の鍋で御飯を炊き、中の鍋で味噌汁を作ったり、フライパンで炒め物をしている。また雑に扱っても壊れないし、何よりスタッキング性に優れているのでお気に入りの逸品だ。 |
コッヘル:チタンミドルクッカートレック1800(スノーピーク製) |
アルミパーソナルクッカーセットだけでは鍋物やスパゲティー等を作る時に鍋が小さいだろうと、アルミパーソナルクッカーセットより一回り大きいチタンミドルクッカートレック1800を購入し北海道自転車ツーリングの1年目のみ持参した。しかし私の旅のスタイルでは自転車を走らせたり写真を撮るという楽しみはあっても、食事を作る楽しみというのはほとんどないので、こんな鍋を使う機会は一度もなく、2年目以降は持って行かなくなった。 |
マグカップ:チタンダブルマグ300mlフォールディングハンドル(スノーピーク製) |
キャンプ場でコーヒーを沸かして飲む為だけにマグカップを購入。チタン製でダブル構造なので冷めにくく、かつフォールディングハンドルなので収納性もよいのでスノーピーク製のチタンダブルマグ300mlフォールディングハンドルを購入。 |
マグカップ:チタンシングルマグ220mlフォールディングハンドル(スノーピーク製) |
チタンダブルマグ300mlをずっと使い続けていたが、2007年から軽量化の為にアルミパーソナルクッカーの中の鍋を持たず、小の鍋だけにしてしまったので、小の鍋で米を炊くと味噌汁やスープが作れなくなってしまう。マグカップはあるものの、保温性を考慮したダブル構造のマグカップなので直接火にかける事ができない。 |
箸:和武器(スノーピーク製) |
お箸くらい何でもいいと言えば何でもいいのだが、毎食割り箸というわけにもいかないし、お箸は長いので案外かさばるものだ。そこで真ん中から2つに分離するスノーピーク製の和武器というお箸を購入。このお箸、手に持つ部分は真鍮製なのに、箸の先の部分は木製でできており、ラーメン等を食べると麺が滑りにくく箸を使いやすい。それでいて真鍮製の部分は中が空洞になっており、使わない時には箸の木の部分と真鍮の部分を外し、木の部分を真鍮のパイプの中に入れて短くなるようにできており感心させられる。欠点はただのお箸なのに2000円近くする事だろう。 |
スプーン・フォーク:ワッパー武器U(スノーピーク製) |
スプーンとフォークのセット。この程度のスプーンやフォークなら別にメーカー品にこだわらずとも、100円ショップで十分問題ないのだが、昔に買ったスノーピーク製のワッパー武器Uがとてもお気に入りだったので北海道自転車ツーリングでも愛用している。フォークを使う機会は少ないが、スプーンはカレーを食べる時に愛用しており、チタン製で完成度が高くお気に入りの逸品だ。 |
スプーン・フォーク:チタン先割れスプーンショート(スノーピーク製) |
カレーを食べる時などはスノーピークのワッパー武器Uを使用していたが、これはお箸とスプーンの入れ物が分けられていたのでやや不便な点があった。そんな時スノーピークのホームページでチタン先割れスプーンショートであれば和武器のケースに同梱できると書かれていた。これなら荷物の量を減らせるはずだと2011年からワッパー武器に変わってチタン先割れスプーンショートを導入した。 |
包丁・まな板:伸縮自在クッキングツール(ユニフレーム製) |
北海道自転車ツーリングではキャンプ場に着いたら食材を買ってきて自分で調理して鍋でも作ろうかと考えて、自炊する為の包丁、まな板、お玉等のクッキングツールを購入し北海道自転車ツーリングの1年目のみ持参した。しかし私の旅のスタイルでは自転車を走らせたり写真を撮るという楽しみはあっても、食事を作る楽しみというのはほとんどないので、こんな包丁やまな板を使う機会は一度もなく、2年目以降は持って行かなくなった。 |
スタビライザー:カートリッジスタビライザーU(EPI製) |
傾いた場所でも自炊できるようにガス缶を水平にするスタビライザーを購入したが、地面が傾いていれば水平な場所を探してガス缶をセットするし、水平な場所がなかったら小石でも拾ってきてガス缶の下に敷いて水平を出すので、北海道自転車ツーリングの1年目のみ持参したが、荷物になるだけで使う機会はほとんどなく、2年目以降は持って行かなくなった。 |
カートリッジ:つめかえ君Nタイプ(アルバ製) |
北海道自転車ツーリングは2〜3週間もの長期間、自炊生活を続ける事になる。それだけ長期間自炊すると当然ガスがもたないと考えたが、アウトドア用のガス缶はコンビニ等で売っておらず入手性が悪い。かと言って予備のガス缶を持ち歩くにも自転車では荷物になる。そこでインターネットを調べるとアルバ社からつめかえ君という製品が発売されている事がわかった。これはコンビニ等で市販している一般的なカセットガスをアウトドア用のガス缶に中身を移すアダプターで、現地でカセットガスを調達してキャンプ場で詰替えようと考えたのだ。 |
たわし:スチールたわし |
自炊した後のコッヘルを洗う為に100円ショップで購入したスチールたわしを毎回持参している。このスチールたわしは、噴きこぼれた焦げ付きの跡はもちろんの事、洗剤を使わなくてもラーメンやカレー等の油分のヌメリまで取り去ってくれるので大変重宝している。下手なスポンジや洗剤を持っていくよりよほど効果がある。ただしテフロンコートされたコッヘルをスチールたわしでゴシゴシとこすると、テフロンが簡単に剥げ落ちてしまうので注意が必要だ。 |
ライター:使い捨てライター |
北海道自転車ツーリングに持って行くバーナーにはオートイグナイタが付いているが、このオートイグナイタはほとんど役に立たない事が多い。まともに点火するのは購入直後だけで、繰り返し使い続けると、ほとんど点火しなくなってしまう。そこでバーナーで自炊する時にはライターは欠かせない。何のへんてつもない使い捨ての100円ライターを使っているが、強風下で使用するにはターボライターを使った方が便利かもしれない。なお、飛行機で自転車を運ぶ場合、ライターは手荷物して預ける事ができず、また機内持ち込みも1個までに限定されているので注意が必要だ。 |
電気機器 |
電子メモ帳:ポメラ DM10(キングジム製) |
これまで旅の日記はすべて小さなノートにシャープペンシル、もしくはボールペンで書いていた。しかしこの方法だと帰宅後にノートに書いた日記をすべてパソコンで打ち直さなければならない。この作業は予想以上に大変で、旅の日記そのものは現地で一日2〜3時間で書いてしまうが、それをパソコンに打ち込むのに、旅の日記に書ききれなかった話を追加していくと、その2〜3倍程度の時間がかかり、さらに写真を加工したりしていると、1日分の話を書くのに1週間ほどかかってしまう。 |
電子メモ帳:ポメラ DM20(キングジム製) |
2009年から旅の日記にキングジム製のポメラDM10を使用しはじめ、これは帰宅後の作業効率が大幅に改善し画期的な効果があった。しかし1ファイル8000文字という制限のため、1日の旅の日記を2つのファイルに分けなければならないという面倒さと、フォルダが作れないという問題のため余計なファイルを持ち歩くと必要なファイルを探すのにとても手間がかかるという問題があった。 |
携帯電話:D209i(三菱電機製) |
個人用の電話を使い始めたのは比較的早かったが、ずっとNTTパーソナルのPHSを使っていた。しかし2000年に転勤した時、転勤先にはPHSの製造メーカーでありながらPHSのアンテナがなく、仕方なく即座に解約して新規で契約したのがこの携帯電話。初めてのカラー画面でiモードも使えたが、北海道自転車ツーリングをする頃にはバッテリーが寿命となっており、北海道自転車ツーリング1年目で使用したのみで2年目以降はGPS携帯電話にその座を譲る事になる。 |
携帯電話:F505iGPS(富士通製) |
北海道自転車ツーリングするようになり、北海道の山中で迷子になったら困ると、GPSの購入を決意。ちょうどその当時持っていた三菱電機製の携帯電話D209iが購入から4年が経過し、バッテリーが死にかけていたので、軽量化も兼ねてGPS携帯電話を購入する事にした。その当時はGPS携帯電話と言えばAUが有名だったが、GPS携帯電話には最大の欠点があった。それはGPS携帯電話には電話機内部に地図を持っておらず、地図はその都度ダウンロードして表示するので、電波の届かない場所ではGPSが使えないのだ。その為、過疎地に弱いAUは選択肢から外れ、もっとも過疎地に強いドコモの当時唯一のGPS携帯電話だった富士通製F505iGPSを購入した。 |
携帯電話:SH905i(シャープ製) |
FOMAの通話エリアが広がり地方でもMOVAと同様になってきた事と、FOMAは安い基本料金のプランができたので、2008年からシャープ製SH905iを購入し、北海道自転車ツーリングに持参するようになった。従来機種と同様GPSは付いているので迷子になる事もないし、何よりワンセグが付いているのでキャンプ場で暇な時にニュースでも見て時間つぶしできるという利点がある。しかしこの携帯電話のワンセグは思いの外バッテリーを消耗するので、例えフル充電していてもワンセグを2時間も見ていたらバッテリーが尽きてしまう事だろう。それと北海道ではまだまだワンセグの電波を受信できる場所が限られている。 |
GPS:GPS−CS1K(ソニー製) |
GPS携帯電話は持っているものの、自転車で走行した軌跡までトレースできるわけではないので、mio等のハンディGPSを欲しいと考えていた。しかしこれらには購入をためらわせる大きな要因があった。それは電源だ。概してハンディGPSは消費電力が大きく、内蔵バッテリを使用しているか単三電池を4本も使用したりする。それでいてほとんど半日しかもたないのだ。内蔵バッテリは充電できる見込みがないから論外としても、単三電池4本で半日しかもたないのでは、2週間を越える北海道自転車ツーリングでいったい何本の電池が必要になるのか考えただけでも恐ろしくなる。 |
GPS:Foretrex101(ガーミン製) |
GPS−CS1Kはログを記録するには便利だが、表示部が一切ないので一般のカーナビのような使い方はできない。そこでGPS−CS1Kの他にForetrex101も2007年から導入した。これは地図こそ表示できないが、緯度や経度だけでなく、高度やスピード、そしてあらかじめ目標を登録しておけば、目標までの距離と方位を表示してくれるので、迷わずにたどり着く事ができるのだ。 |
GPS:RGM−3800(RoyalTek製) |
GPSユニットとしてGPS−CS1Kを使用していたが、記録間隔が15秒の固定で、かつアンテナの感度も悪く森の中では電波をとらえきれない事も多く、使っているうちに色々と不満が出てきた。そこで色々と調べているうちにRoyalTek社という台湾のメーカーのRGM−3800がよいという評判を聞いて購入。 |
腕時計:PRO TREK PRG−50(カシオ製) |
北海道自転車ツーリング1年目はカシオのデータバンクという種類の時計を使用していたが、ツーリング途中の羅臼において台風の直撃に遭い、それ以来調子が悪くなって、帰宅後御臨終となってしまった。そこで新しい時計の購入を決意。自転車の速度計は走行距離やケイデンスこそ計測してくれるが、自転車で登った高さ(積算上昇高度)は表示してくれない。でも自分が1日でどれだけの高さを登ったかを確認したかったのと、GPS携帯電話では地図はわかっても方位がわからないので、コンパスの機能も備えた腕時計を購入したくなり、カシオ製のプロトレックを購入した。 |
デジタルカメラ:DiMAGE F200(ミノルタ製) |
北海道自転車ツーリングを始めるまでは銀鉛の一眼レフカメラは持っていたが、コンパクトデジタルカメラは持っていなかったので、北海道自転車ツーリングに合わせてコンパクトデジカメの購入を決意。もともと写真は好きだったので、長期間の旅行に備えて電源は単三電池で動く事、メモリーは汎用性のあるSDカードである事、さらにマニュアル撮影が可能で軽量コンパクトである事など、かなりこだわりを持って選び、ミノルタ製のDiMAGE F200を購入した。 |
デジタル一眼レフカメラ:EOS 20D(キヤノン製) |
コンパクトデジカメでは物足りず、3倍ズームでは物足りなかったので、同じミノルタ製のDiMAGE A200に買い換えようと考えていた。ところがちょうどその頃、親がニコンD70というデジタル一眼レフを購入したので、何度か借りて撮影させてもらったが、これが素晴らしくよい。私は元々、20年以上前から一眼レフのカメラを扱っており、ここは一気にデジタル一眼レフにステップアップし、北海道自転車ツーリング3年目の2005年度から持参するようになったのが、このキヤノン製のEOS 20Dである。このカメラはハイアマチュア向けに作られたカメラだけあって完成度は高く、なかなか素晴らしいカメラである。 |
レンズ:18−200mm F3.5−6.3 DC(シグマ製) |
EOS 20Dを購入した時、レンズは純正の17−85mmの手ブレ防止レンズを購入した。もちろんこのレンズを標準レンズとして北海道自転車ツーリングにも持ってくるつもりでいたが、85mm(35mmフイルム換算で136mm相当)では望遠が物足りず、特に朝日や夕陽の写真を撮るにはもっと長い望遠レンズが欲しい。望遠レンズと言えば飛行機や夕陽を撮る為にシグマ製の50−500mmの望遠レンズを購入していたが、2kg近くあるこんな重いレンズはさすがに北海道自転車ツーリングには持って来れないので、何とかレンズは1本で済ませたい。そこで同じくシグマ製の18−200mmのレンズを北海道自転車ツーリングの為だけに購入した。 |
デジタル一眼レフカメラ:EOS 7D(キヤノン製) |
キヤノンのEOD 20Dを5年ほど使い続けていた。この20Dは完成度が高く、画素数が少ない事とモニターのサイズが小さい事を除けば今でも十分使う事のでき、北海道自転車ツーリングでは使い続けていた。しかしさすがにデジタルカメラを5年も使うと時代遅れになり、キヤノンからAPCサイズのフラッグシップモデルが発売された事もあり、2010年の北海道自転車ツーリングからは20Dに代わって7Dを持参するようになった。さすがに5年も経過すると機能的には満載で、ライブビューや動画機能、電子水準器など使い切れないほどの機能がある。しかも視野率100%のファインダーやグリッドライン表示など風景撮影においても活用できる事間違いなしで、とても使いやすい。欠点は重い事くらいか。レンズとセットで1.5kgの重さは自転車ツーリングにはこたえる。 |
レンズ:15−85mm F3.5−5.6 IS USM(キヤノン製) |
EOS 7Dとセットで購入したレンズが15−85mm F3.5−5.6 IS USMだ。これまで北海道自転車ツーリングではシグマの18−200mmのレンズを持参していた。これは風景写真で必要な広角から、夕陽の撮影で必要な望遠まで1本のレンズで補う為に高倍率のレンズを選んでいたが、このレンズはあまり写りが良くなく不満の原因となっていた。その他にも20Dとセット手購入した17−85mm F4.0−5.6 IS USMも持っていたが、これも広角側の写りはいまいちだった。ところが7Dとセットで購入した15−85mm F3.5−5.6 IS USMはとても写りが良く、7Dの高画素数にも耐えうるレンズの性能を持っており、一気にお気に入りのレンズとなってしまい、2010年の北海道自転車ツーリングから持参するようになった。欠点はこれも重い事で、7Dとセットにするとこれまでの20Dに比べて300gも重くなり、ウエストバッグに入れるとお腹にずっしりと重さがかかってくる。 |
ファインダー:アングルファインダーC(キヤノン製) |
花を撮影したりする時、バックに空を入れたくなっても、一眼レフではカメラの後ろからファインダーから覗き込まないとアングルがわからないので、なかなか思うように撮影できない。そこで純正のアングルファインダーCを購入。これはカメラの後ろ側からファインダーを覗き込まなくても、ファイルダーの向きをを90度曲げる事で楽に撮影できるようにしている。 |
赤外線レリーズ:TWIN1 R3−TRC(ベルボン製) |
2008年から三脚を導入して自分撮りを行うようになったが、セルフタイマーではどうしても自分の望んだタイミングでシャッターを切る事ができず、なかなかいい写真が撮れなかった。そこでその反省を踏まえて2009年からは赤外線レリーズを導入。これは100mもの距離から赤外線を利用したワイヤレスでシャッターが切れるという優れものだ。実際には太陽の直射日光の当たる場所では、その撮影距離は20mくらいまで落ちるようだが、自分撮りするだけなら20mもあれば十分。この赤外線レリーズを用いるようになってから好きなタイミングでシャッターが切れるようになり、自分撮りの撮影の幅が大幅に広がった。自転車に乗って疾走する自分の姿を撮影するのであれば必須のアイテムと言えるだろう。 |
データストレージ:Tripper mini(飛鳥製) |
北海道自転車ツーリングにコンパクトデジカメを使っていた時代は、JPEGファイル1つでせいぜい200kB程度で、一日60〜70枚撮影したとしても、256MBのSDカードで十分事足りていた。どちらかと言えばメモリの容量よりも電池を馬鹿食いする方が問題だった。しかしデジタル一眼レフを使うようになるとJPEGではなくRAWで撮影するので1ファイル8MB程度になってしまい、おまけに撮影枚数も飛躍的に増えたので2GBのコンパクトフラッシュが3日しかもたなくなってしまった。こうなるとメモリーカードをバックアップするデータストレージが必要になると考えて購入を決意。 |
ハードディスクケース:AD−USOTG(アルファデータ製) |
データストレージとして飛鳥製のTripper miniを購入したものの、自転車ツーリングという振動の多い中、ハードディスクが壊れないか心配だったので、予備としてもう1つデータストレージを持参する事とした。同じ製品を買うのでは芸がないので、アルファデータ製のハードディスクケースAD−USOTGを購入。 |
シリコンオーディオプレイヤー:MDM−H205SW(アイ・オー・データ機器製) |
キャンプ場でまわりの家族連れがうるさい時などに寝られるようにとシリコンオーディオプレイヤーを購入。これも電源に困らないようにと単四電池で駆動し、かつコンパクトデジカメとメモリーを共用し、もしコンパクトデジカメのメモリーがなくなれば、シリコンオーディオプレイヤーのメモリーをフォーマットして使えるようにとメモリーにSDカードを使用するアイ・オー・データ機器製のMDM−H205SWを購入。 |
携帯ラジオ:SRF−R431(ソニー製) |
これまでの北海道自転車ツーリングでは天気予報はすべて携帯電話のiモードで日本気象協会のサイトにアクセスして入手していた。これは北海道の各地方のその日の6時間ごとの天気と週間天気予報を表示してくれるありがたいサイトだったが、1つ大きな問題があった。それは天気概況がわからなかったので天気予報が雨でも一時的な雨なのか大雨なのか台風が接近しているのかも判断できなかった。だからこれまでの北海道自転車ツーリングでも台風が間近に接近してから台風に気付く事が何度かあった。 |
電池式充電器:HeruculesU(センチュリー製) |
北海道自転車ツーリングでも携帯電話は持参しているが、充電できる見込みがないので普段は携帯電話の電源はOFFにして、必要な時だけONにして使用している。それでもメール等を打ち込んでいると、2週間を越えるツーリング期間中に携帯電話の電池がなくなってしまう。そこで乾電池から携帯電話に充電できる本製品を購入。 |
電池式充電器:AP−10D 携帯電話用IC充電器 DoCoMo用(オズマ製) |
北海道自転車ツーリング1年目に持参した電池式充電器があまりに大きくて重かったので持って行くのに嫌気がさし、もっと小さな製品はないものかと電気屋を物色していた時に見つけたのがこれ。単三電池2本をDC/DCコンバータで昇圧して5Vを出力する作りで、サイズも重さも申し分ない。 |
電池式充電器:M−722 携帯電話充電器 ジェリースティック FOMA用(トップランド製) |
北海道自転車ツーリング2年目から単三電池2本で携帯電話に充電するタイプの充電器を使っていたが、GPSユニットを使うようになってから状況が変わってきた。というのは、この手の充電器を使う時、私は余った使い古しの電池の残りを携帯電話に充電して使い切っていた。しかしGPSユニットは単三電池1本しか使わないので2本セットで余る事がなくなったのだ。従って2日分の電池の残りを集めて充電すればよいのだが、2本の単三電池の残り容量が同じとは限らないのできわめて不効率である。そこで単三電池1本で携帯電話に充電できるタイプの充電器を購入。これなら単三電池1本で効率よく充電できる。しかし仮に新品のアルカリ乾電池を使ったとしても携帯電話のバッテリーの1/3くらいしか充電できないのであまり期待できるレベルではなかった。 |
フィルター:DHGサーキュラーP.L.D(マルミ光機製) |
風景写真を撮る上でPLフィルターを欠かす事はできない。晴れた日にPLフィルターを使うだけで青空がより青く澄み渡り、きれいな写真になるのだ。私がコンパクトデジタルからデジタル一眼レフに乗り換えたのも、デジタル一眼レフだとPLフィルターが使えるようになるというのも大きな要因ではある。 |
フィルター:DHGマクロ3(マルミ光機製) |
コンパクトデジカメはマクロが得意なものが多いが、デジタル一眼レフのレンズはマクロレンズでもない限り最短撮影距離の関係でコンパクトデジカメに比べて接写に弱い。北海道自転車ツーリングに持ち込んだシグマのレンズ18−200mm F3.5−6.3 DCも最短撮影距離は短い方だが、それでもコンパクトデジカメに比べると接写は苦手だ。 |
フィルター:ハーフグラデーションフィルター P121M(コッキン製) |
北海道自転車ツーリングでは夕陽を撮影する機会が多いが、デジタルカメラではラチチュードが狭くて太陽周辺が白飛びしないように絞り込むと、陰の部分が真っ暗になってコントラストの高い写真ばかりになってしまいがちだ。そこでハーフグラデーションフィルターを導入し、輝度の高い上半分だけを2絞り分、光量を落とす事でコントラストの高すぎない夕陽の写真を撮ろうと考え、2010年から導入する事にした。ただ、ハーフグラデーションフィルターは通常のフィルターのようにねじ込むのではなく、アダプターリングやフィルターホルダーが必要となり、荷物が増えるのと撮影が面倒になるのが欠点だが、通常とは違った写真が撮れるのが嬉しい。 |
クリーニングセット:スケルトンクリーニングセット(エツミ製) |
デジタル一眼レフカメラの最大の問題はセンサーの前に貼り付くゴミの問題が挙げられる。北海道自転車ツーリングではレンズは1本しか持っていかないのでレンズ交換の必要はないが、レンズ交換をしないからといってセンサーにゴミが付かないというわけでもない。やはりせっかく撮影した大切な写真にゴミが付いているのは見苦しいので、現地でもセンサーのクリーニングができるようにとスケルトンクリーニングセットを購入する事にした。 |
カメラバッグ:オリオンミニ(ロープロ製) |
北海道自転車ツーリングにコンパクトデジタルカメラを持っていった時代には、適当なウエストバッグにカメラと携帯電話を詰めて走っていたが、デジタル一眼レフを持って行くとなるとそういうわけにはいかない。だからと言ってカメラをザックやサイドバッグに詰めたのではカメラすぐに取り出せないので、撮影するのが面倒になってどうしても撮影枚数が減ってしまう。やはりこういうカメラは常に肌身離さず携帯して、いつでもどこでもすぐに撮影できるようにしておきたいものだ。 |
フィルターケース:3枚用フィルターケース(ケンコー製) |
北海道自転車ツーリングにデジタル一眼レフを持って行くようになった最初の2005年は、フィルターケースとして購入時のケースをそのまま使用していた。しかしこのマルミ光機製のケースはかさばるのに加えて、いまいち使い勝手も良くなかった。カメラバックのポケットにそのままフィルターを入れてもよかったのだが、フィルターを2枚そのまま入れると、フィルター同士がこすれて傷付きそうだったので、フィルターケースを購入する事にした。 |
グレーカード:標準反射板(セコニック製) |
北海道自転車ツーリングで撮影する写真は、2005年以降はすべてデジタル一眼レフのRAWで撮影し、帰宅後に現像していた。この方がホワイトバランスを気にせず撮影できるし、露出補正など帰宅後に微調整して現像できるので、きれいな写真が撮影できた。しかしRAWで撮影した写真を現像する際、ホワイトバランスの目安となる指標がほしくなり、2007年からグレー18%の標準反射板を導入した。これでホワイトバランスは完璧だと思ったが、いざ実践に投入すると、撮影の度に反射板をセットするのが面倒で、あまり使う機会は少なかった。どちらかというと自転車に搭載するボトルのキャップの白色でホワイトバランスをとっている。しかし標準反射板を用いれば確実なホワイトバランスが取れるのと、折りたたみ式で重さも体積も小さいので、毎年のように持参し、ここ一番という時には使用している。 |
三脚:ゴリラポッドSLR(ケンコー製) |
北海道自転車ツーリングを毎年続けていると撮影する写真もマンネリ化し、時には自分の自転車で走っている姿も撮影したくなる。しかし三脚がなければどこかカメラを置く事ができる都合のいい台がない限り自分を撮影する事ができない。そこで2008年から三脚を導入する事にした。しかし三脚といってももちろん自転車ツーリングのさなかに大きな三脚は持参できない。しかし小さな三脚では足が短くてローアングルからしか撮影できない。 |
三脚:450G−7(スリック製) |
北海道自転車ツーリングでは自分撮りをすることも多く、その為に2008年から3年間、ゴリラポッドSLRを持参していた。これは三脚の足を柵や標識、立木に巻き付けて使える三脚だったが、実際には巻き付けるのではなく、道の真ん中に置いて使うことが多く、全高の低さから使いにくかった。 |
日用品 |
ヘッドライト:ジプカプラス(ペルツ製) |
日が暮れてから自炊したり、テントの中で日記を書いたりする為にヘッドライトを購入しようとしたが、どれもヘッドライト本体はコンパクトでも、それを頭に巻く為のベルトがかさばる物ばかりで、なかなか気に入った物がなかった。そんな時にこのペルツ製のジプカプラスを発見。これは頭に巻く為のベルトが巻き取り式になっていて、とてもコンパクトになるのだ。値段は高かったが一目惚れして即決で購入。 |
ヘッドライト:ジプカプラス2(ペルツ製) |
これまで7回の北海道自転車ツーリングでペルツのジプカプラスを使い続けていたが、とうとうこれの後継機種であるジプカプラス2が発売された。これはこれまでのジプカプラスが一般的な5mmφの砲弾型LEDを4つ並べただけのヘッドライトで、テントの中で使うならともかく外で使うにはお世辞にも明るいとは言えなかったが、ジプカプラス2では0.5ワットのLEDを採用した事で、かなりの明るさを獲得した。テントの中で本を読むには明るすぎるかもしれないが、夜中にトイレに行くには頼りになる存在だ。 |
蚊取り:蚊に効くおそとでノーマット(アース製薬製) |
キャンプ場では蚊が多いだろうと携帯式の蚊取りを購入。あまり期待していなかったが、いざ使ってみると予想以上に蚊を寄せつけない効果が高く、テントの中で使うならテントの入口を空けていても蚊を入れさせない事も可能だろう。今ではキャンプ生活に手放せない品となってしまった。 |
蚊取り:スキンガードアクア(ジョンソン製) |
携帯用のおそとでノーマットの効果は絶大だったが、外で自炊している時などは胸ポケットやベルトに付けていても手や足の先までは効果が及びにくかった。そこで2007年からはこのスキンガードアクアを導入。これは部分的に虫除けしてくれるありがたいアイテムで、手の甲や腕、そして靴下の上から足に噴霧して蚊に刺されるのを防いだ。 |
蚊取り:アブ寄らず(下野製) |
北海道自転車ツーリングで山の中を走るとアブに襲われる事が多くなったので、このアブ寄らずを購入。アブ寄らずはアブの嫌いなハッカ成分を主原料とし、アブを寄せ付けない優れもの。量の割には値段が高いのが問題だが、アブに襲われてコース変更を余儀なくされる事を考えれば安いものだ。 |
コンパス:No.3(シルバ製) |
北海道自転車ツーリンクで迷子になったら困ると、山登り等で使用していたコンパスを持参。しかし北海道自転車ツーリング1年目では海岸沿いをひたすら走ったのでコンパスを使用する機会はなく、2年目以降はコンパス機能の付いたカシオ製の腕時計プロトレックを購入したので、このコンパスの出番はなくなってしまった。コンパスと地図を見ながら自転車で走っていると、いかにもそれらしく見えるものだが、地図さえあればコンパスを必要とする事はほとんどない。 |
温度計:ジッポゲージ(ハイマウント製) |
北海道自転車ツーリングに温度計など別に必要というわけでもないのだが、フライシートのジッパーが使いにくかったので、ついでに温度計付きのタブを付けた。プロトレックの腕時計にも温度計は付いているが、こちらは腕に装着し続けているので外の気温を計る事はできず、これはテントのフライシートのジッパーにぶら下げているので外の気温を計る事ができる。 |
マルチツール:17徳ツールナイフ(冒険倶楽部工房製) |
マルチツールと言えばスイスのビクトリノックスが有名だが、さすがに本家のマルチツールは値段も高く、使う機会があるかどうかもわからない物にそれだけのお金をかける気も起きなかったので、500円程度で売っていた本製品を購入。 |
シェーバー:SZ−11 クリンショット(トップランド製) |
2週間を越える北海道自転車ツーリングの間、ずっと髭を剃らないわけにもいかないので、電池で動く一番小型軽量のシェーバーを探して購入したのがこれ。もちろん小型ゆえに髭の剃りやすさは一般的なシェーバーに比べると劣るが、使えないレベルではない。何より1000円を切る低価格の割には水洗い可能というのが嬉しい。 |
洗剤:ワンパックアタック(花王製) |
2週間を越える北海道自転車ツーリングではキャンプ場での洗濯は必須となる。北海道自転車ツーリングの1〜2年目は通常の箱入りの洗剤からカメラのフィルムケースに洗剤を入れて持ち歩いていた。しかし2年目にそれだけでは足りない事が判明。そんな時、ホームセンターで洗濯1回分の洗剤を袋詰めしたワンパックアタックを発見。2005年の北海道自転車ツーリング以降はこのワンパックアタックを持ち歩くようになった。 |
日焼け止め:サンキラー リフタイト スキントーンミルク(伊勢半 キスミー製) |
自転車でツーリングすると、一日中太陽の光を浴び続けるので日焼け止めは必須となる。北海道自転車ツーリングの1年目の2003年は雨が多かったので、あまり日焼け止めの出番はなかったが、曇りでも十分日焼けした。そこで2年目の2004年は日焼けしないように曇りの日でもしっかりと日焼け止めを塗っていたが、2004年は晴ればかりだったので日焼け止めを塗っても日焼けしてしまった。日焼け止めは朝塗ったら夕方まで持続するというわけではなく、1日に何度も塗らなければ効果がないと聞き、2005年は1日に3回くらい日焼け止めを塗り直すようにしたら、ようやく日焼けしにくくなった。 |
日焼け止め:サンキラー クールパーフェクトストロング(伊勢半 キスミー製) |
こちらは伊勢半の新作の日焼け止めで2008年から使用している。白い液体でありながら肌にのばすと透明になり、かつウォータープルーフで汗で落ちにくく、クールタイプでひんやりと感じるなかなかの優れものです。曇りの日でもとりあえずこれを塗っておけば、日焼けはずいぶん軽減されます。 |
日焼け止め:サンプレイ スーパーブロックd(ロート製薬製) |
2013年からはロート製薬製のサンプレイ スーパーブロックdを使用するようになった。これはSPF50+は従来から変わらないが、PA++++と新基準に対応した製品でUV−Aの防止効果が極めて高い。これを曇りや雨の日でもしっかりと塗っておけば日焼けは極限まで減らす事はできるが、それでも直射日光を避けるためタオル等は適宜使用したい。 |
外用鎮痛・消炎薬:エアーサロンパスEX 120ml(久光製薬製) |
北海道自転車ツーリング中に足が痛くなる事はほとんどないのだが、エアーサロンパスを使うととても気持ちがいいので、夕食後にテントの中で使用して至福の時を過ごす為、2004年以降に持参するようになった。 |
外用鎮痛・消炎薬:アンメルツヨコヨコ 48ml(小林製薬製) |
2006年までスプレータイプのエアーサロンパスを持参していたが、テントの中でスプレーすると息がむせ返るので、2007年からは塗るタイプのアンメルツヨコヨコを持参するようになった。 |
外用鎮痛・消炎薬:アンメルツゴールドEXグリグリ(小林製薬製) |
アンメルツのような筋肉痛に効く薬は2010年を最後に持っていかなくなっていた。しかし2013年の北海道自転車ツーリングでペダルを回すと足が痛くてたまらなくなり、途中の薬局で買ったのがこの小林製薬製のアンメルツゴールドEXグリグリだ。塗ると幹部が熱くなり熱を持ったように一時的に痛みが麻痺するようだが、かなり強烈な刺激があるので寝る前に使うのはお勧めしない。 |
薬:改源(カイゲン製) |
北海道自転車ツーリングしていると夏だというのに朝方は10℃くらいまで冷え込む事がよくある。こんな時にテントの換気口を開けて寝ていたりすると、確実に風邪を引いてしまう。風邪を完全に引いてしまってからでは医者に行くしかないが、引き始めのおかしいなと思った瞬間であれば、市販の風邪薬が役に立つ。私も色々と風邪薬は試してみたが、この改源が自分には一番効果的だったので、北海道自転車ツーリングでも必ず持参するようにしている。 |
薬:正露丸(大幸薬品製) |
ラッパのマークの正露丸といえば誰でも知っているだろう。お腹の調子が悪くなった時の為に持参しているが、日本国内を旅している限り、湧き水でも飲まなければこれのお世話になる事はないだろう。海外、特に中国だったらいつもお世話になるのだが。 |
傷薬:キズアワワ(小林製薬製) |
自転車に乗っていると事故は付きものだ。雨の日の下りでスリップして転倒すると、全身傷だらけになってしまう。そんな時に使おうと小林製薬のキズアワワを装備している。幸いな事に北海道自転車ツーリングでは怪我をするような転倒をした事がないので、これのお世話にはなった事がないが、もしもの場合に備えて北海道自転車ツーリングではいつも持って行っている。 |
目薬:ドライエイドEX(ロート製薬製) |
私の目は少しドライアイ気味で、特に冬場は目がよく乾くのでツーリングに出かける時には目薬を持つようにしている。色々と目薬を試したが、市販の目薬で一番よく効いたのがこのロート製薬のドライエイドEXだった。このドライエイドEXには今流行の保湿成分に優れたヒアルロン酸が配合されており、しかもとろみがすごくて乾燥しにくい目薬なのだ。一応、北海道自転車ツーリンクでもこの目薬を持参しているが、夏場はサングラスさえしておけば目薬なしでもそれほど問題にはならないので、あまり出番はない。その代わりに冬場は花粉症対策用のゴーグルをして走って、10kmおきに目薬を差しても、100kmも走れば目が乾燥して、自分でも視力が低下しているのがわかるほどになってしまう。 |
サバイバルシート:サバイバルシート(ハイマウント製) |
初めて北海道を自転車で走った2003年に、野宿した時に備えてサバイバルシートを持参していた。しかしよく考えたら例え野宿したとしてもテントがあるのだからサバイバルシートなど必要としないと考え、2004年から持参しなくなった。こういったアイテムはテントを持参しない日帰りの登山でもしもの為に用意するもので、テントを持ってきている人が使うものではないようだ。 |
地図:ツーリングマップル北海道(昭文社製) |
言わずと知れたチャリダー御用達の道路地図。元々はバイク用の地図だが、そのサイズの小ささや観光地や道路、景色の情報量の多さなどから、チャリダーに必須の地図となっている。その情報の多さから読み物としてもおもしろく、地図を見ているだけで行った気になってしまうほどだ。チャリダーから見てこの地図で改善してほしいと思うのは等高線をもっと見やすく50m毎にしてほしい事くらいではないだろうか。 |
衣服 |
ウインドブレーカー:リフレクティングブレーカー(パールイズミ製) |
普段の自転車通勤用に買ったウインドブレーカー。表面にリフレクティング素材がちりばめられており、夜は車のヘッドライトの光を浴びてキラキラと光るのはもちろんの事、昼間でも鮮やかな青は目立つ。初めて買った自転車用の服だが、さすがに自転車専用の服だけあって自転車で走るのに適した構造になっており、前からの風はしっかりと防いでくれるが、服の中は蒸れないように背中が大きくメッシュになっている。しかも前かがみになっても背中がでないように後ろが長くなっている。 |
レインスーツ:FIC−8000(Fukuizumi製) |
自転車でツーリングを始めた頃、雨が降った時の為にレインスーツも必要だろうとホームセンターで購入したのがこれ。ホームセンターの売り場で耐水性能や透湿性能の数値を見比べながら一番性能の高そうな5000円ほどのレインスーツを購入したが、所詮ホームセンターで売っているようなレインスーツではほとんど役に立たなかった。20〜30分程度、雨の中を自転車で走るだけなら、この程度のレインスーツで十分だが、半日や丸一日も雨の中を走るとホームセンターのレインスーツでは雨が染み込んでくるのだ。しかも透湿性能もそれほど高くないので、レインスーツの中は蒸れて汗だくになってしまい、結局レインスーツを着ても着なくても濡れてしまい、レインスーツを着ていてもいなくても変わりなくなってしまうのだ。 |
レインスーツ:レインダンサー(モンベル製) |
北海道自転車ツーリング1年目で雨の中をホームセンターで買ったレインスーツで走り続けてひどい目に遭った為、2年目の2004年からはゴアテックスのレインスーツを購入する事にした。いかに雨に濡れないように、かつ汗で蒸れたレインスーツの中を換気するかを考えると、わきの下にファスナーがあって、そこから換気できるタイプのものを購入しようかとも考えたが、よく考えたら換気するだけなら前のファスナーを下げればいいのだし、ゴアテックスでありながら比較安かったモンベル製のレインダンサーを購入した。安かったと言ってもゴアテックスなので2万円以上したが、それだけの価値はあった。 |
シューズカバー:シューズカバー(オーストリッチ製) |
北海道自転車ツーリング1年目で雨の日に自転車を走らせて、靴の中まで濡れてなかなか乾かず困った事が何度かあり、スーパーのビニール袋に靴ごと足を突っ込んでふくらはぎの部分でビニール袋を縛って簡易のシューズカバーとしていた。しかしこれはあまりにも見た目が悪いのでシューズカバーの必要性を感じ購入を決意。雨天時用のシューズカバーは当時オーストリッチとパールイズミ、そしてモンベルから発売されていたが、深く考えずにオーストリッチ製を購入し2004年から持っていった。 |
シューズカバー:レインシューズカバー(パールイズミ製) |
オーストリッチ製のシューズカバーが意外と使いにくく、ついつい使うタイミングを逃していたので、他にシューズカバーがないかを探していて見つけたのがこのパールイズミ製のレインシューズカバー。オーストリッチ製はジッパーを噛み合わせて上げるのが面倒だったが、パールイズミ製はジッパーではなくマジックテープで固定するタイプなので、装着するのは比較的簡単だ。 |
レーサーパンツ:SMTメッシュインナーパンツ (パールイズミ製) |
普段自転車に乗る時でも北海道自転車ツーリングに行く時でも、服装は普段と変らないものを着ており、自転車専用のウェアなどウインドブレーカーくらいで、それ以外はまったく持っていなかった。しかしも2005年の北海道自転車ツーリングを終えて東京に転勤となり、週末に皇居横のパレスサイクリングを走るようになると、しだいに自転車専用の服が欲しくなり、レーパンや自転車用のジャージなどを買いはじめた。これらはさすがに自転車専用にできているだけあって、自転車で走るのが楽だ。別に自転車専用のウェアがなくても長距離を走れないわけではないが、あった方がはるかに楽に走れる事は間違いない。そんなこんなで気が付くと夏用、春秋用、冬用と何着も買い揃え、いつの間にかウェアだけで10万円以上もかかっていた。 |
ズボン:ライトトレッキングパンツ(モンベル製) |
北海道を自転車で走っていると、チャリダーの多くは半ズボンか、もしくはひざ上のズボンを履いている。自転車で走るにはそれが最適というのは私もよく理解しているが、キャンプ生活をしていると、キャンプ場に着いてから半ズボンでは、あっという間に蚊やブユの餌食になってしまうのだ。キャンプ場に着いたら履き替えればいいという話もあるが、テント設営中やツーリング途中の休憩中にも蚊やブユは襲って来るので、長ズボンはどうしても避けられない。 |
ズボン:バイカーズパンツ(パールイズミ製) |
2008年まではずっとモンベルのライトトレッキングパンツを使用していたが、自転車で走り続けているとズボンを汚すのが避けられない。普段履きのズボンを汚すのが嫌だったので、3年前に購入してほとんど使用していなかったパールイズミの自転車用のズボン、バイカーズパンツを2009年から導入した。 |
ズボン:ライトトレッキングパンツ(モンベル製) |
パールイズミ製のバイカーズパンツを2009年から3年間使用していたが、2011年の北海道自転車ツーリングで転倒した際ズボンを破ってしまったため、再度モンベル製のライトトレッキングパンツを購入し2012年から導入した。これは2005年に購入したものと同じ名前だが2つの点で異なる。1つは2005年に購入したものはLサイズだったが2012年に購入したのはS−Lサイズだ。私の場合、背が高いので足の長さに合わせて大きなサイズを選ぶ必要があるが、そうするとウエストのサイズも大きくなるのでお腹周りがダブダブになってしまい、それをベルトで締めるのでウエスト周りのズボンがしわしわになってみっともなかった。しかし最近になってモンベルは股下とウエストのサイズを組み合わせたロングモデルとショートモデルを展開するようになった。これは私にとってとてもありがたい事で、ウエストは細いのでウエストだけはSサイズがほしいが、足は長いので股下はLサイズがほしいような私にピッタリだった。 |
ヘルメット:エアウエーブ(スペシャライズド製) |
自転車ツーリング用に初めて買ったヘルメットがこれ。自分の頭は大きいので、できるだけ大きなヘルメットを選んだつもりだったが、このヘルメットは欧米人用に設計したらしく、頭の左右が入りにくかった。そこで彫刻刀とカッターとサンドペーパーで内部の発泡スチロールを削って頭に合わせるという荒技を行った。 |
ヘルメット:Gaia(OGK製) |
今まで使っていたヘルメットがボロボロになったので、2007年の北海道自転車ツーリングからヘルメットを新調した。以前のヘルメットは横幅が狭かったので、今回は頭がすっぽりと入りしかも軽いものという事で選んだのがこのOGK製のヘルメットGaiaだ。 |
グローブ:BGコンプグローブ(スペシャライズド製) |
自転車通勤を始めた時に最初に買ったグローブがこのスペシャライズド製のBGコンプグローブだ。店に売っていたのを適当に選んで買ったのだが、手のひらに結構分厚いパッドが入っていて長時間走っても手が痛くならず快適だ。欠点は手の甲側でマジックテープを止める関係上、手の甲のちょうど小指の付け根の上あたりに大きな穴が開いており、北海道自転車ツーリングをしていると、この穴の部分だけ手が日焼けしてしまい、まるでそこだけ手が汚れているかのように見えてしまう点くらいだろう。 |
グローブ:CW−X BIKE GLOVE(ワコール製) |
それまで使っていたスペシャライズド製BGコンプグローブがボロボロになってしまったので、2006年の北海道自転車ツーリングからはワコール製のCW−X BIKE GLOVEに買い換えた。 |
グローブ:プレミアムグローブ(パールイズミ製) |
2006年からワコール製のCW−X BIKE GLOVEを使っていたが、3年で生地がボロボロになってしまったので、2009年からはパールイズミ製のプレミアムグローブに買い換えた。この手袋はそれまでのCW−X BIKE GLOVEよりも多少はめにくいのと、生地が薄くて長時間自転車に乗っていると手がしびれてくるという問題があったが、慣れれば大丈夫だ。 |
グローブ:アンバウンドグローブ(パールイズミ製) |
2009年、2010年とパールイズミ製のプレミアムグローブを使っていたが、どうもこのグローブを使うようになってから北海道自転車ツーリングで手が痛くなるようになった。グローブにクッション性がないからだと判断し2011年から同じパールイズミ製のアンバウンドグローブを導入したところ手の痛みはなくなった。よかったよかったと思っていたが、2012年にはその事をすっかりと忘れて再びプレミアムグローブを使ってしまい痛い思いをする。 |
アームカバー:CW−X アームカバー(ワコール製) |
北海道自転車ツーリングをしていると延々と炎天下を走る事が多く、半袖のシャツを着ていたりすると腕が日焼けで痛くてたまらなくなってくる。長袖を着ていれば問題ないのだが、長袖の涼しい服は少ないので、2007年からは半袖のサイクリングジャージーにアームカバーを装着する事にした。 |
裾バンド:ズボンクリップC(オーストリッチ製) |
北海道自転車ツーリングではキャンプ生活が必須となるので、いつも長ズボンを履いている。そこで裾がチェーンで汚れないように裾バンドが必要になってくる。裾バンドは北海道自転車ツーリングだけでなく、普段の通勤でも必要になるので色々と試してみたが、結局オーストリッチ製のズボンクリップCが幅広で収縮性もあり使い易かったので愛用している。 |
シューズ:XA Pro(サロモン製) |
2005年まではアシックスのランニングシューズを履いて北海道自転車ツーリングに行っていた。しかしこのランニングシューズは通気性は良かったものの防水性はまったくなく、雨の中を自転車で走ると靴の中までずぶ濡れになってしまった。そこで2006年からはサロモンのXA Proというゴアテックスのシューズを採用した。 |
シューズ:フィールドウォーカー TG(アシックス製) |
サロモンのXA Proというゴアテックスのシューズを使用していたが、さすがに3年間の使用で穴が開いてきたので2009年に新しいのを購入。ゴアテックスのシューズが気に入ってしまったので、トレッキング用のゴアテックスの靴でいいのがないかを探していたところ、アシックスのフィールドウォーカー TGを発見し購入した。この靴、踵にゲルが入っているせいか踵がかなり高くなっており、少し違和感があるかもしれない。靴が少し小さかったのでシューストレッチャーを使って靴の横幅を広げたおかげで、快適に履けるようになった。 |
シューズ:マリポサトレール Low(モンベル製) |
アシックス製のフィールドウォーカー TGも3年間の使用で穴が開いてきたので2012年からはモンベル製のマリポサトレール Lowを導入した。これまでの靴はランニングシューズばかりで軽い代わりにソールが柔らかかったが、このマリポサトレール Lowは登山靴ではないもののハイキングシューズでソールも堅くペダリングには向いていたが、ハイキングシューズなのでソールだけでなくヒールカウンターやトゥーカップも堅く、ペダルのトゥークリップに入らなくてペダリングが乱れて足が痛くなるという問題が発生した。靴はゴアテックスの防水仕様で普段履きもしている |
サングラス:キャップシェイダー PBC−01(冒険王製) |
2008年の北海道自転車ツーリングからレーシックで眼鏡が不要となったが、自転車ツーリングしていると頻繁に虫が自爆攻撃を仕掛けてくるので目を防護する何かが必要となる。かといってサングラスをしていたのでは、せっかくレーシックをした意味がない。というわけで、帽子のバイザーに取り付けるサングラスがあると聞き、これを購入してヘルメットのバイザーに取り付ける事にした。 |
サングラス:SWANS CYNIUM−RP(山本光学製) |
2008年はヘルメットのバイザーに取り付けるタイプのサングラスをしていたが、冬の間にドライアイ対策の為にサングラスを3〜4本購入するうちに、ドライアイ対策には効果が低いが夏の間なら快適に使用できるサングラスに出会ったのがこれ。特徴は何といっても偏向サングラスなので景色がきれいに見える。特に遠くに霞んで見えるような景色や雲がくっきりはっきり見えるのが嬉しい。それに可視光透過率が40%と比較的高いので、トンネルの中でもサングラスを外さなくても走れる。そしてさすが世界の山本光学だけあってフィット感がなかなかよいのだ。 |
工具 |
携帯工具:マルチ17(クランクブラザーズ製) |
2〜8mmの六角レンチ7種類にスポークレンチ4種類、スパナ2種類、+−ドライバー、トルクスレンチ、チェーン切りなど計17種類の自転車用工具を集めた携帯用マルチ工具。ボディはアルミニウム合金で、各種工具はハイテンションスチール製と剛性は高く、比較的使い易い部類だろう。 |
携帯工具:アーレンキーセット(あさひ製) |
六角レンチの2.5mm、3mm、4mm、5mm、6mm、8mmの6本セット。2.5mmは使う場所がないので最初から持参せず、3〜6mmの4本の六角レンチと8mmのアダプターを使用している。六角レンチは長い方の先端がボールになった物が使い易い。自転車の工具として六角レンチは一番よく使う工具なので、できればいい物を揃えたいところだ。特に最近はボルトの大半を六角穴付きボルトに変えたので、この六角レンチの出番は多くなってしまった。 |
携帯工具:モンキーレンチ |
カンチブレーキを採用するとブレーキの調整や千鳥とワイヤーの取り外しなどにレンチが必要になる。そこで100円ショップでモンキーレンチを購入し、北海道自転車ツーリングではブレーキの調整等に使用したが、さすがに100円ショップの工具では精度が甘く、すぐにぐらついてしまった。 |
携帯工具:コンビネーションレンチ |
これもカンチブレーキのブレーキの調整や千鳥とワイヤーの取り外しなどに使用。このコンビネーションレンチだけはブランド品を購入したので精度が高く使い易かった。しかしこれもブレーキをVブレーキに変更したのに伴い、必要のない工具となってしまい2007年の北海道自転車ツーリングからは持参しなくなった。 |
携帯工具:プライヤ |
これもカンチブレーキのブレーキの調整や千鳥とワイヤーの取り外しなどに使用。100円ショップで購入したので精度は悪くて使い心地はあまりよくない。これもブレーキをVブレーキに変更したのに伴い、必要のない工具となるはずだったが、Vブレーキや変速機を調整する際にワイヤーを引っぱる為に使おうと、引き続き持参する。2007年の北海道自転車ツーリングにおいて、ひょんな事からヘッドパーツをまわすという大役を任されたが、サイズが小さすぎで役立たずに終ってしまった。 |
携帯工具:ドライバ |
これも100円ショップで購入したドライバだが、ドライバの先端がリバーシブルになっており、さらにドライバの先端もリバーシブルになっているので、1本のドライバで大小の+−の計4本分を兼ねており、とても便利で重宝している。 |
携帯工具:スポークレンチ(パークツール製) |
北海道自転車ツーリングにカンチブレーキを使用していた頃は、リムの振れ取りなどした事もなかったが、2007年にブレーキをカンチブレーキからVブレーキに変更したのに伴い、リムの振れは大きな問題となってしまったので、2007年の北海道自転車ツーリングから専用のスポークレンチを持参するようになった。 |
ケミカル:自転車油 |
北海道自転車ツーリング1年目の時、こんなに早くチェーンが錆びてしまうとは思わず自転車油を持参しなかった。しかし3日目にして早くもチェーンが油切れを起こしたので、稚内のバイク屋で購入したのがこれ。 |
ケミカル:クロスカントリーウェット潤滑剤(フィニッシュライン製) |
北海道自転車ツーリング2年目の2004年以降、持参するようになったのがこのクロスカントリーウェット潤滑剤だ。晴れた日にしか自転車に乗らないのであれば、ドライ系のもっとサラサラした自転車油を使うところだが、北海道自転車ツーリングでは雨の日も走るので、雨でも流される事なくチェーンを潤滑する耐久性の高い自転車油として選んだのがこれ。 |
パンク修理:パンク修理キット |
北海道自転車ツーリング1年目から持参したパンク修理キットがこれ。ゴム糊とパッチで修理するオーソドックスなタイプだが信頼性は高い。しかしこのゴム糊とパッチを使ったパンク修理は、どうも私は下手なようで、いまだに上手くできたためしがない。パッチを貼るタイミングがうまくつかめずいつも苦労している。細いロード用のチューブだから修理が難しいというのもあるのかもしれない。 |
パンク修理:タイヤレバー(パナレーサー製) |
あまり意味はないがタイヤレバーのみパナレーサーのタイヤレバーに変更した。タイヤレバーが3本セットでまとめる事ができるので便利だが、それだけの為に買い換えるのももったいないかもしれない。 |
パンク修理:イージーパッチ(パナレーサー製) |
ゴム糊とパッチを使った昔ながらのパンク修理が苦手だったので、2007年の北海道自転車ツーリングから使い始めたのがこのイージーパッチだ。これはゴム糊を必要とせず、パンクしている箇所を見つけたら、ヤスリでチューブを荒らした上で、このパッチを貼り付けるだけでパンク修理が完了する優れもの。ただし噂によると耐久性が低いようで、あくまで応急処置との話があるので、練習を兼ねてできるだけゴム糊とパッチを用いたパンク修理をするよう心がけている。 |
工具袋:工具袋(オーストリッチ製) |
上記の工具を1つにまとめた工具袋。北海道自転車ツーリンクで用いるにはちょうどよいサイズだったので購入したが、袋を縛る紐が役立たずだったので、購入直後に紐を切り落とし、代わりにマジックテープを貼り付けた。材質が布ではなくビニール主体なので質感には乏しいが、汚れにくいのがありがたい。 |
輪行袋:輪行袋(ナショナル自転車工業製) |
ナショナル自転車工業製のOSD1専用輪行袋。北海道自転車ツーリングでは2003年から2006年まで使用していた。専用品だけあって作りはしっかりしており、輪行袋も自転車がピッタリと入るサイズだった。しかしその事が災いし、自転車にリアキャリアを取り付けると輪行袋のファスナーが締まらなくなったり、また布地がしっかりしていたので収納時の体積が大きく、また重量も900g以上あった。北海道自転車ツーリングでテントのように毎日使い続ける物ならともかく、行き帰りにしか使わず、日々のツーリング中には邪魔な重量物でしかない輪行袋に、これだけしっかりした物を使う必要はないと考え、2007年の北海道自転車ツーリングからは使用しなくなった。 |
輪行袋:ロード220(オーストリッチ製) |
OSD1専用輪行袋に代わって採用したのがこのオーストリッチ製のロード220だ。今までのOSD1専用輪行袋だと、どうやって袋に詰めようかと悪戦苦闘していたが、このロード220だとフレームを分割して前輪とサドルとペダルを外すだけで輪行袋に入ってしまうのだ。ハンドルを外さないのはもちろんの事、フロントバッグも外さないので組み立てはとても楽になった。しかも重量は300g程しかないし、体積も1/3程度と圧倒的に小型軽量で、これなら北海道自転車ツーリングの間中、持ち運んだとしてもほとんど苦にならない。 |